八王子の耳鼻科 高尾耳鼻咽喉科医院 耳鼻のど なかなか自分でケアするのがムズカシイ、みみ・はな・のど。
意外と知らないことが多いのも、みみ・はな・のど。
いざという時には、 慌てずに落ち着いて行動することが大切です。
知っておくと安心な話、アレコレ。
     
●耳に虫が入ったら・・・ 無理に取り出そうとせず、 耳の中にぬるま湯を入れる、
もしくは食用油を入れて、 虫の動きを止めること。
虫は後ろに進むことができないので、 取ろうとすればするほど、
耳の奥に入ってしまいます。
●耳に異物が入った・・・ お子さんによく見られるのが、
BB弾やプラスティックの欠片などが入っていることです。
耳の中の異物は、ピンセットでは取れないため、
耳鼻科用の異物鉗子で取ることが必要です。
●鼻血が出たときは・・・ 鼻血の90%以上は、鼻入口より1cmくらいの部位から出ます。
小指大に作ったティッシュを鼻(出血側)に入れ、
鼻のふくらんだ部分(鼻翼)を人さし指と母指でつまみ、
圧迫する。 うつむきかげんの姿勢がいいです。
くれぐれも、上を向いたり、首をたたいたりしないこと。
●鼻に異物が入ったら・・・ お子さんによく見られるのが、 ティッシュや紙クズを入れてしまうことです。
数日たつと、異物をいれた側の鼻入口部から、異臭を伴う緑色鼻汁が多量に出てきます。
その症状により、異常に気がつくことが多いです。
発見したらすぐに、耳鼻科で診察をうけてください。
●急に鼻水が止まらない・・・ 40℃位の蒸しタオルで、鼻のつけ根を温めると止まります。
●のどに魚の骨がささった・・ すぐに耳鼻咽喉科の診察をうけてください。
ごはん(炊いたお米)を食べたり、何かを飲み込んで取ろうとしないこと。 もっと深く刺さってしまい、見えなくなってしまうこともあります。
高尾耳鼻咽喉科医院では、気管支に近い異物でも、
異物鉗子付きファイバースコープ』を使って
摘出することができます。
●花粉症対策は・・・ スギ花粉症でお悩みの方へ。

当院では、スギ花粉症に対して、鼻の粘膜にトリクローム酢酸という薬を塗ることにより、アレルギーを止める治療を行なっております。

●のどが痛くて仕方ない・・・ 病院で診てもらったけど、痛みが強くて食べ物も摂れない・・・という方は、ご注意下さい。
扁桃周囲膿瘍や、急性喉頭蓋炎の可能性があります。
咽頭蓋に浮腫を起こし、窒息する場合がある病気です。
専門医でなければ診断できませんので、耳鼻咽喉科を早めに受診してください。
●声が出ない、
 声がかすれる・・・
このような症状がある方は、声帯ポリープ、または声帯結節ができているかもしれません。
声を使うお仕事が多い方は、特にご注意下さい。
過度の声帯の使い過ぎにより、声帯粘膜の一部がヘルニアのように突出してきます。
初期はポリープで柔らかく、時間が経つと硬くなり結節となります。
症状を軽視せずに、専門医の診察を受けて下さい。

幼稚園、小学校の先生など、日頃から大きな声を出す環境にある方にしばしば見られます。

耳や鼻の中の異物は、滑りやすく、取りにくいものです。取ろうとして、もっと奥に入ってしまうことが多いため、かえって傷つけてしまうこともあります。
決して無理に取ろうとせず、耳鼻咽喉科の診察をうけてください。

高尾耳鼻咽喉科医院では
異物鉗子付きファイバースコープを完備しています。
これを使うことにより、奥に入り込んだ異物も、安全に摘出することができます。


Q&A  
Q1 なぜ乳幼児は中耳炎になりやすいの?
A1 乳幼児の耳管(中耳腔と鼻咽腔とをつなぐ管のこと)は、成人と比較すると、
太く、短く、水平に位置しています。
そのため、鼻風邪などをおこすと鼻汁などが管につまりやすく、
感染を起こしやすくなります。
Q2 どういう子どもが中耳炎になりやすいですか?
A2

鼻すすりや、おしゃぶりを続けているお子さんがあてはまります。
鼻をすすったり、つばを飲み込んだりを繰り返していると、耳管が開いたまま、
もしくは常に開大しやすい状態にあります。
そのため、耳管が閉まりにくくもあり、中耳腔に鼻汁やバイ菌が流入しやすいのです。
鼻すすりやおしゃぶり習慣があるお子さんは、発症しやすい傾向にあると言えます。

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